大河原邦男さんは、1972年にタツノコプロダクションに入社、「科学忍者隊ガッチャマン」のメカデザインを担当。以来、メカニックデザイナーの草分けとして、常にアニメ業界の先陣で活躍なさっています。
「破裏拳ポリマー」「宇宙の騎士テッカマン」などを手がけた後に、1976年、中村光毅氏とスタジオメカマンを設立。多くの作品や、オモチャのデザインに携わり、1978年にフリーランスとなった後に、日本サンライズ作品に参加。
なかでも1979年に手がけた「機動戦士ガンダム」においてデザインされた「モビルスーツ」は絶大な反響を呼び、アニメ作品という枠を越えて日本のみならず、世界のSF映像シーンにまで影響を与えました。
2001年の今年は、安彦良和氏のコミック「機動戦士ガンダム ジ・オリジン」で、リニューアルデザインを手がけ、新たなガンダムブームを巻き起こしつつあります。

いまなおメカデザイナーの先端を走り、多くのファンを感動させ続けている、氏の功績に対し21世紀最初の特別賞を贈ります。

月刊ニュータイプ 編集長 渡邊隆史氏