ご存じの通り、昨年の第4回の劇場部門の受賞作品も『劇場版カードキャプターさくら』であった。
そして、今年の審査委員会の審査過程で最大の論点となったのは、まさに、この1点についてであった。
「新作とはいえ、果たして、同じアニメ作品が2年続けて受賞するとういうのは妥当なことなのであろうか?」と。
しかし、この1年間を振り返って、作品としてのクオリティー、ヒット性、話題性、キャラクターの人気、アニメファンやマスコミの間での評価等々、これらのすべての面で、この作品を凌駕する劇場用アニメ作品が、ほかにあったかといえば、その答えは「NO」であった。その結果、満場一致で、2年続けての『カードキャプターさくら』の受賞が決定したのである。
「アニメディア」編集長 斎藤 裕