「アニメーション神戸」は今年で4回目の開催となり、アニメーション業界の皆様の間でも、定着してきていると聞きおよんでおり、大変うれしく思っております。これもひとえに、アニメーション神戸実行委員会の浜野保樹委員長をはじめ、実行委員会の皆様、また神戸賞の選考をいただいております審査委員の皆様など、アニメーションの関係者はもとより、開催趣旨に賛同し、ご協賛いただきました関係各社など、多くの方の絶大なるご支援の賜物であると存じております。
さらに今年度から、「同人誌の即売会」や「セルアート展」など、民間事業者の方々にも関連イベントを開催していただくなど、アニメーション神戸に積極的に参加していただいております。
この場をお借りいたしまして、厚くお礼を申し上げます。
「アニメーション神戸」は、神戸市が復興計画のリーディングプロジェクトとして推進しております、「神戸国際マルチメディア文化都市(KIMEC)構想」の核プロジェクトです。
日本で初めて商用アニメーションを対象とした「表彰事業」を中心として、さきほどこの場で開催されました「フォーラム」、また、2日間にわたって第一線で活躍されている講師による「実践型ワークショップ」、また今年からの新規事業である「公開ワークショップ」のほか、関連イベントを含めまして、年々、事業にも広がりをみせております。
さて、「アニメーション神戸賞」の授与にあたりましては、主要なアニメ専門誌などの編集長の皆様を中心とする審査委員会で慎重にご検討いただきまして決定されたもので、国内はもとより、世界で高く評価されるべき人物ならびに作品であると確信しております。
今後ともアニメーション神戸賞の授賞関係者の皆様がますますご活躍されることを願っています。
授賞関係者の皆様とは、今年だけの一過性のものではなく、今後とも末長くおつきあいをいただきまして、神戸で皆様に続く人材の発掘や育成にご協力いただきますとともに、デジタル映像などの新しい産業の集積に関しまして、ご指導、ご協力いただきますよう、なにとぞよろしくお願いいたします。
神戸は、あのいまわしい阪神・淡路大震災の発生からまもなく5年を迎えようとしておりますが、まだまだ復興を成し得ていないことも残されております。しかし、一方では神戸空港の着工がはじまり、来たるべき21世紀に向けてはばたこうとしております。
今後とも、「アニメーション神戸」などをはじめとする、さまざまな施策をとおして、市民の皆さんとともに、世界に誇れる文化を神戸の地に根づかせ、神戸の復興に向けて力強く歩んでまいりたいと存じます。