今からちょうど10日ほど前に、ロサンゼルスの郊外にあるグレンデールというアニメーションのスタジオが数多く集まってる場所で、あのバーバンクというディズニーの本社がある隣の市なのですが、そこでアニー賞というアニメーションのアカデミー賞のような賞がございました。たまたま私も招待されて、それに出席することになったのですが、実は本日ご出席の大塚さんの愛弟子、宮崎駿監督が、今年の生涯功労賞を授賞されました。とても名誉なことで、私の方にだいぶ前から連絡があり、
宮崎さんに是非出席するように説得してくれというので、何度もお願いしましたが、結局行かれず、私が代わりにトロフィーを頂くことになってしまいました。壇上に上がったら全員がスタンディングオベーションになってですね、「私は宮崎ではありません。I am not MIYAZAKI」と言ったらしらけてしまいまして、非常に心痛む思いをしましたが。とはいえ私は日本のアニメーションはアメリカのアニメーション業界の方々に尊敬を受け、評価されているということを実感し、とても嬉しく思いました。今日は本当に授賞者の方、おめでとうございます。
それと、今日アニメーションを目指す若い方が来られていますので、神戸も是非、アニー賞のように、世界から注目され、アニメーションを志す人が目標にする賞として 育て上げたいと思います。今日の授賞を刺激としそのように世界に出るアニメーターがこの若い方達の中から、一人でも多く出られることを期待しております。
アニメーション神戸は、先程市長のお言葉もありましたが、非常に多くの障害を乗り越えてやっと実現したイベントで、そのことでも私は非常に感慨深いものがあります 。地震もありましたし、このイベントを中核となって実施されてきた神戸市の木村さん(神戸市マルチメディア推進課長、アニメーション 神戸実行委員会事務局長)が不慮の事故で最近お亡くなりになりました。そういった多くの障害がございましたが、良い作品を見せ、立派な成果を残すことが、このアニメーション神戸の最も重要な役割だと思っておりますので、今後ともよろしくお願いいたします。今日はお集まりいただきまして、ありがとうございます。授賞者の方々も本当におめでとうございました。
|