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鷺巣詩郎氏は「新世紀エヴァンゲリオン」の音楽を担当され、アニメーション音楽の可能性を広げたという点を高く評価しました。彼の音楽は、演出が考える映像のイメージを的確にかつ幅広く表現しており、それ自体が独立したひとつの作品になっています。通常、映像作品はサントラと、タイアップの関係で作品とはかけ離れたような主題歌というパターンが多いなか、「新世紀エヴァンゲリオン」の音楽は作品世界により深みを与え、サントラ&主題歌ともに大ヒット、その相乗効果で作品のさらなるヒットにもつながりました。また新日本フィルハーモニーによる「エヴァンゲリオン交響楽」クラシック・コンサートの開催で、アニメファンとクラシックファンの融合につとめるなどといった活動も評価の対象となりました。以上の功績を称え、今後の益々のご活躍を祈念し音楽部門賞を授与します。
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月刊ニュータイプ編集長代理 佐山郁子
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「先程も話があったようにエヴァンゲリオンというのは庵野秀明監督の色非常に濃く出た作品です。僕らは監督と打ち合わせをしてディレクターとミュージシャンという関係で作業するのですが、庵野さんの場合、ほとんどミュージシャンに近い感じです。くやしいほど音楽に詳しい。ふつうの監督との会話以上の音楽の会話がエヴァンゲリオンにはありました。本来ですと、この音楽賞も僕の功績というより庵野監督の功績によるところが大きいのではないかと思います。ただ、エヴァンゲリオンの場合、テレビから始まって映画と続いてきまして、テレビが終わった後にまたその作品から作品以上のイメージが大きく広がったことがありまして、そういう部分ではこれからも音楽というものがサウンドトラック以上に広がっていけばいいなと思います。どうもありがとうございました。」
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鷺巣詩郎(音楽家)
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