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スタジオジブリは、この夏公開されたアニメ映画「もののけ姫」の映像において、従来からのアニメの技術と融合しながら、デジタル技術の長所を生かし、セルアニメの表現の可能性を一段と広げました。3Dのコンピュータグラフィックで作画したものを、セル画面と馴染むように2D化する技術(トゥーンシェーダー)をはじめ、無数の光点を自在に動かす技術(パーティクル)等を駆使して、タタリ神やディダラボッチといった、もののけを見事に表現した点を評価しました。とりわけ、一見馴染まないように考えられる大自然の描写においても、効果的にCG技術が用いられており、作品のクオリティを上げることに貢献しました。これらの功績を称え、今後の益々のご活躍を祈念し演出部門賞を授与します。
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アニメージュ編集長 渡辺隆史
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「CGといいますと、ふつう物理シュミレーションの延長上にあるような、いかに実写に近づけるかというものですが、今回はいかに人が描いたものに近づけるかということを心がけました。そのあたりが評価されたのかなと思います。これからも、CGとアニメーションの出会うところで何か新しい作品が作れたらいいなと思います。どうもありがとうございました。」
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菅野嘉則(スタジオジブリCG室長)
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